「美醜の大地｣ノンストップ復讐劇(ネタバレ感想)

この漫画が読みたくて漫画サイトの会員になった人、意外にいるようですね。

作者である藤森治見先生って、もしかして実際にいじめにあった経験があるのでは？？と思えるほどのストーリー展開でした。

批判的な意見をいう人は、きっとイジメとは関係のない世界で生きてこられた人だと思う。

「美醜の大地」で描かれている復讐劇は痛快でスカッとするんだけど、欲を言えば、復讐相手1人1人についてもっと詳しく描いてあればもっと深く読めたかも…と、そこが少し残念です。

主人公ハナは、復讐に燃えるんだけど、途中でひるむというか、トドメが刺せない優しさが、ストーリーをさらに盛り上げてます。

それにしても絢子には腹が立ちました。

たとえ復讐が成功しても空しいだけだとはわかっていても、許せないなぁ

ただそこまでするには、絢子にも秘密の部分があるのではと深読みしてしまいます。

広告から気になって読んでみたマンガでしたが、当たりでした。

復讐に人生をかけるのがいいとは思わないけれど、最終話で主人公ハナに笑顔が戻ることを祈りつつ、次巻が待ち遠しい…。


「美醜の大地〜復讐のために顔を捨てた女〜」は、漫画雑誌『ストーリーな女たち』に掲載の人気連載マンガなので、【コミなび】などの配信サイトで雑誌の連載をいち早く読むことができますよ。

読み応えのある作品ではありますが、まずは無料立ち読みがいいかも。

「まんが王国」の試し読みは無料で読めるページが多いのでおおススメです。

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『美醜の大地～復讐のために顔を捨てた女～』あらすじ
いじめによって家族を奪われた女が別人に生まれ変わり、地獄の復讐に身を投じる！！

昭和20年、太平洋戦争が終わりかけていた時代、樺太（からふと）で生まれ育った少女・市村ハナは、醜い容姿のため女学校で凄惨ないじめを受けていた。いじめのリーダー格は大会社の令嬢・高島津絢子。彼女によって泥棒の濡れ衣を着せられたハナは、退学に追い込まれてしまい……！？

『美醜の大地～復讐のために顔を捨てた女～』ミニ情報
【作家】藤森治見
【雑誌・レーベル】ストーリーな女たち
【出版社】ぶんか社
【ジャンル】レディースコミックレディコミ-ミステリー・サスペンスロングセラー

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